"No Taxation Without Representation"。はアメリカ独立戦争(1775年-1783年)時のスローガンの一つです。
当時、イギリス領であった北アメリカ東部に植民していた人々は、税を課せられていながら自ら選出した代議士をロンドンにある英国議会へ送ることが許されておらず(投票権を持たない議員を1人だけ送ることが許されていた)、これを不服とした植民地民の間でイギリス本国への反感が生まれ、独立への気運を高めました。
「代表無しの課税」は、イギリスの行った主要な不法行為の一つとしてアメリカ独立宣言 (United States Declaration of Independence) においても挙げられています。
その元来のものが13世紀のマグナ・カルタに由来するもので、イギリスでは長らく人民の権利の一つとして保証されてきたものでした。
印紙法条例に反対するヴァージニア植民地議会で、弁護士で政治家のPatrick Henryが、1775年3月23日、ヴァージニアはイギリスの支配に異議を唱えるニューイングランド地方の抵抗運動に参加すべきことを訴えて、特に有名な次の発言を演説の結びとしました。
"Is life so dear, or peace so sweet, as to be purchased at the price of chains and slavery? Forbid it, Almighty God! I know not what course others may take; but as for me, give me liberty or give me death!"「鎖と隷属の対価で購われるほど、命は尊く、平和は甘美なものだろうか。全能の神にかけて、断じてそうではない。他の人々がどの道を選ぶのかは知らぬが、私について言えば、私に自由を与えよ。然らずんば死を与えよ。」
「代表なくして課税なし(No taxation without representation)」「代表なしの課税は暴政である(Taxation without representation is tyranny)」は、マサチューセッツ州の弁護士James otis が1764年にイギリスの課税を批判するパンフレットにおいて言ったのが最初とされています。
コロンビア特別区(ワシントンDC)は議決権をもった連邦議会議員を選出することができない(下院に議決権のない代表を送るのみ)ため、州昇格運動のスローガンの一つとして用いられていました。
step 1 本編
ニュースを聞いてみましょう!聞き取れたか、聞き取れなかったか、自身で判定してみましょう。
step 2 英文字幕
英文全体の確認をします。
step 3 日本語訳
英文の意味を確認しましょう。
step 4 語彙
ダウンロードしたPDF資料の英文資料を読み、それがどのような日本語に当たるのか類推した上で、映像の日本語訳で確認しましょう。
step 5 Vocabulary in Action
映像上に「step 4 語彙」確認した語彙が提示されます。ニュース上で語彙の使われ方を確認しましょう。
step 6 PRACTICE FOR REPRODUCTION
英文音声の後に音声のない画面が出てきます。英文の音声のイントネーションに気を付けて発音しましょう。この時、指定された時間内で発音できるように努力しましょう。
step 7 REPRODUCTION Stage1
英文字幕と共に英文を注意して聴きましょう。次に一部がブランクとなっている英文が出てきます。その英文が時間内に正しく口をついて出てくるようにトライしてみましょう。
step 8 REPRODUCTION Stage2
ブランク付きの英文が提示され、ブランク部分を含めた英文が読まれます。次に同じブランク付き英文が音声なしで流れます。時間内に復唱トライします。
step 9 REPRODUCTION Stage3
ブランク付き英文が画面に出て、次は音声は出てきません。自身で全文が時間内に正しい英文で言えるかトライします。
step 10 Dictation
ダウンロードしたDictation用のPDFを使って、空所に適切な英文を書き入れましょう。
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